半月板損傷

湘南カイロは1987年に開設され、私自身も臨床歴10年以上、
2005年に茅ヶ崎駅前に茅ヶ崎治療室を開院して以来
これまでたくさんの半月板損傷の患者さんを施術してきました。

半月板損傷でお困りの方へ
当院の半月板損傷の治療方針について書きましたので、お読み下さい。

半月板損傷とはどんな症状なのか

半月板損傷の症状は、 ・ひざの内側、もしくは外側が痛む ・正座など膝を曲げるのがきつい ・階段を上り下りする時に痛む ・ジャンプ動作の痛み ・ひざを完全に伸ばそうとすると痛む ・何か引っかかったような違和感を感じることがある ・ひざ周りが腫れる などが挙げられます。 また「ロッキング」といって激しい痛みとともに まるでロックされた様な感じで症状が出ることがあります。

そもそも半月板とは?

膝の関節の中に存在する線維軟骨という 柔らかく弾力のある成分で出きている組織です。 大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間で、 内側と外側の存在し、内側の半月板は内側半月板、 外側の半月板は外側半月板と名前がついています。 半月板損傷自体は内側半月が多いです。 役割としては、 膝の関節に加わる衝撃が一箇所に集中しないよう 分散させるクッションのような働きや、 関節の適合性をよくするなど、 膝を安定させる役目を果たしています。

半月板損傷とは?

膝関節には体の中でも体重による負荷が大きくかかる場所で 体重の何倍以上もの負荷がかかる場所です。 またスポーツしている方は、 急激な体重移動などの繰り返し動作により クッションの役目を果たす半月板が 長期間に少しずつすり減り変形することで起こるものです。 半月板は加齢に伴い変性するので、 40歳以上では少しの怪我でも半月板損傷が起こりやすくなります。 しかし、半月板には神経、血管が通ってないため 半月板自体が損傷を受けても痛みは感じません。 私たちは髪や爪など切ると思いますがそれで痛みでませんよね? それは、髪や爪には感覚神経が通ってないからです。 なので、半月板がすり減っているから痛みが出ています。 と言われてもそれは痛みの原因ではないことが多いので 気をつけてください。

半月板損傷で痛みが出る理由

半月板損傷をして痛みが出る理由は、 半月板自体の痛みではなく、 周囲の滑膜や関節包などの組織が すり減った関節軟骨のかけらに削れて 滑らかではなくなった関節軟骨の形状によって 刺激される事により炎症を起こし痛みが出ています。 関節を構成している 関節包や靭帯・滑膜・筋・脂肪体・血管などの組織には感覚受容器があり、 損傷や炎症などの刺激による痛みを感じる自由神経終末が存在しています。 しかし半月板は軟骨組織であるため、 痛覚は存在しないと一般的には理解されていますが、 半月板にも痛みを感じる感覚受容器が存在するのです。 しかし、半月板の内側の大部分には神経や血管は通っていませんので 半月板損傷と痛みの因果関係は低いと思います。 痛みが出る理由は、 本来であれば脛骨(すねの骨)の上に安定している半月板ですが、 損傷が起きる事によって半月板が不安定になる事により、 関節包が刺激され痛みが出ると考えられます。

半月板損傷が起きる要因は?

半月板損傷はスポーツ中に起こる事が多いです。 膝を捻る動作時に半月板に負荷がかかり 断裂することもあります。 膝を動かすスポーツはほとんど全部と言っていいほど可能性は考えられます。 また、スポーツ以外で半月板損傷を引き起こす要因はなに? ・膝に負荷がかかるお仕事をされている方 ・40歳以上の中高年 の方が起こりやすいです。

一般的な治療法

・安静 ・薬物療法 ・関節内注射 ・物理療法 ・関節穿刺 ・マッサージ ・電気治療 ・テーピング、サポーター、ギブス ・アイシング ・筋トレ ・手術 などが挙げられます。 症状が上記の治療で改善出来ればいいと思います。 しかし、実際に上記の治療をしていても 改善しない方が当院には多く来院されます。 もし今の治療方法で結果が出ていないのであれば、 方法を変えてみる必要があると考えています。 病院でレントゲンを撮り変形性膝関節症と診断され、 筋力低下・加齢・肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、 膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり 変形や断裂していて痛みが出てると言われます。 治療は貼り薬と鎮痛剤と電気治療、 最悪痛みが無くならないと手術を薦められます。 しかも手術して痛みが消えずに当院を受診する方も多いのです。 日柄ものと言われ様子を見ていても一行に良くならず、 杖をついての歩行から、さらに歩行困難になり車椅子、 そして挙げ句の果ては寝たきりになった患者さんも施術したこともあります。 今現在も臨床現場では、画像診断をして病名が原因と言い、 貼り薬・痛み止め・筋肉注射・ヒアルロン酸注射で 症状が改善されなければ、手術を勧められます。 原因部位は何も変わらなくても、痛みさえ取れれば治った。 治らなければ手術しましょう。 手術では原因ではない所を手術して良くなるのでしょうか? でも、ご安心下さい! 湘南カイロの研究の結果、 膝痛の多くの場合、半月板は原因ではないのです! 何故なら・・・

当院の施術方法

損傷や断裂の場所と膝の痛みの部位が一致していない、 痛みの出ている所が、診断されている所と違う場合が多いのです! 症状が出やすい場所は、膝の内側、お皿周辺、膝裏が多いのですが、 多くの半月板損傷や断裂は膝関節の中です。 損傷、断裂している所が当たって痛みが出ると説明されます。 損傷や断裂部位と痛みの部位が一致しなければ原因ではないのです! 手術をしても痛みが消えない方が多いのは、 原因ではない所を手術したからです。 歯痛で言い換えると、 痛い歯でない所の歯を治療したり抜かれたのと一緒です。 ジッとしてても痛いのは、 炎症があるからなので冷やすことをお勧めします。 動く時に痛いのは、 筋肉や関節の動きが悪くなって痛みが出ているので、 筋、骨格の調整が必要です。 余り知られていませんが、 筋肉を覆っている筋膜や 体表の皮膚の動きが悪くなっても痛みが出ます。 膝を動かすのは筋肉が収縮して関節を動かします。 その関節が硬くなって動きがスムーズでなかったり、 動かす筋肉が硬くなっていると痛みが出ます。 痛い所を調べると、 必ず関節の動きの悪さと筋肉にシコリがあります。 これは、膝関節を動かし、 筋肉を触って見ないとわからないのです。 レントゲン・CT・MRIはジッとして撮影します。 関節の動きの悪さも分かりませんんし、 レントゲンでは骨しか写らず、筋肉は写りません。 CT・MRIは筋肉は写りますが、 炎症や筋肉が切れていなければ異常とはみなしません。 筋肉のシコリや張り、筋膜や皮膚の動きの悪さは分からないのです。 例えば、当院を受診されたTさんの場合 85歳 女性 右膝内側の痛み 前から、立ち上がる時と歩行時に痛みが強く、長歩きは無理。 その他、腰痛で脊柱管狭窄症と診断され朝起きる時の痛みなど。 大学病院では膝の半月板損傷と診断され最終的には手術と言われる。 手術前の人工関節の検査で脚に血栓が見つかり、 手術をした際、血栓が飛ぶ、リスクがあると言われる。 貼り薬と鎮痛剤、リハビリをしたが良くならないので リスクもそうだが、出来ることなら手術はしたくないので、 病院をやめ、鍼、灸治療にかえる。 何とか歩けるようになったが、それ以上良くなず途方に暮れていた時、 当院の治療法が健康雑誌に掲載されたのを見て来院。 右膝は7回目位の施術から症状はかなり消え、 10回目の施術で歩いても痛みが出なくなりました。 特に痛かった朝起きる時の腰痛は2回目の施術で痛みがほぼ無くなり、 7回目位から腰の症状は訴えなくなりました。 狭窄症の手術もせずに 今は買い物や外出も安心して出来るようになりました。 ここでお考え下さい。 病院で貼り薬と鎮痛剤、リハビリをしたが良くならないのに 鍼や灸で少し症状の改善がみられ 当院の施術で症状が消え、動いても平気な状態に回復しました。 手術もせずに半月板の損傷や断裂が治ったのではなく、 関節、筋肉、筋膜、皮膚を施術する事で改善されたのです。 痛みや症状の原因は関節、筋肉、筋膜、皮膚にあったのです。 一人暮らしなので今後、再発の予防と元気で動ける身体で これからも(老後?余生?)過ごしたいとの本人の希望で 2週間に1度の通院になりました。

 

 

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投稿日:2018年5月24日 更新日:

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