流産

湘南カイロは1987年に開設され、私自身も臨床歴10年以上、
2005年に茅ヶ崎駅前に茅ヶ崎治療室を開院して以来
これまでたくさんの流産の患者さんを施術してきました。

流産でお困りの方へ
当院の流産の治療方針について書きましたので、お読み下さい。

流産とは?

妊娠したにもかかわらず、
妊娠の早い時期に赤ちゃんが死んでしまうことを流産と言います。

定義としては、
22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に
妊娠が終わることをすべて「流産」といいます。

妊娠12週未満の早い時期での流産が多く、流産全体の約80%を占めます。
妊娠の15%前後が流産の至るとの統計もあり、多くの女性が経験する疾患です。
[© 公益社団法人 日本産科婦人科学会]

流産には大きく2種類あります。
・人口流産(人工妊娠中絶)
・自然流産
に分けられます。

自然流産の役80%は妊娠約12週までに起こる初期流産です。

 

流産の分類について

流産にはさまざまな状態がありますので分類別に説明します。
流産は段階と状態で呼び方が変わります。

●症状による分類
・繋留流産
赤ちゃんの心拍確認が出来ず、胎児死亡が確認されていますが
出血など流産の症状が始まってない状態。

・進行流産
子宮が収縮を開始し出血、腹痛を伴い胆のうが押し出されている状態。
妊娠を継続する事は不可能。

●進行による分類
・不全流産
胎児や胎嚢の一部がお腹の中に残っている状態。
手術で取り出す必要があります。

・完全流産
胎児や滞納の全てが子宮の中からなくなった状態。

●流産に伴う状態の分類
・感染流産
感染などによる感染を伴った流産。
母体死亡のリスクあるため慎重な管理が必要。

●回数による分類
・習慣流産
流産を3回以上繰り返した場合。
3回以上繰り返すと
両親になにかしら疾患がある場合もあります。
医療機関での検査では原因がはっきりしないのが特徴です。

●時期のよる流産
・生化学的妊娠(生化的流産)
尿を用いた妊娠反応は出たものの
超音波で妊娠が確認できる前に流産してしまった状態。

以上が流産の種類になります。

年齢が上がると初期流産の確立は高まるデータも出ていて、
35歳以上の妊婦さんの自然流産率は約21%、
40歳以上になると約41%と、
25~34歳の女性と比べて流産する確率が高まります。

 

流産の兆候、症状

・不正出血
・腹痛
・腰痛
・お腹の張り
・基礎体温が下がる

これらの症状があれば必ず自然流産になるというわけではありません。
特に妊娠初期は、順調に赤ちゃんが育っていても
同じような症状が現れることがあります。
そのため、こうした症状が見られたときには一度産婦人科を受診して
赤ちゃんの状態を診てもらいましょう。

また、これらの症状が起きない「稽留流産」というものもあります。
「稽留流産」とは、妊娠初期に起こる自然流産の1つで、
お腹の中で赤ちゃんは死亡したまま残っています。
しかし、妊娠状態のホルモンは引き続き出ているため、
自覚症状は現れません。

 

原因について

流産の原因は様々ですが、初期流産は胎児の染色体異常や
臓器が育つ事が出来なかったなど、
赤ちゃん側に原因がある場合がほとんどです。

流産をすると、自分の不注意だったと
自分を責めてしまう人も多いと思いますが、
妊娠初期の流産のほとんどは、
受精の時点ですでに運命が決まっています。
いくら母親が注意していても、流産を避けることはできません。
つまり、赤ちゃんは途中でだめになったのではなく、
与えられた時間を全うし、生ききったということになります。

一方、妊娠12~22週未満に起こる「後期流産」は、
子宮筋腫や子宮頚管無力症などの母親側のトラブルによって起きます。

流産は全妊娠の10〜15%と高い確率で起きています。
自然淘汰と捉えるむきもありますが、短い命であっても、
その子があなたたちのところへ来てくれたことは、
何らかの意味があると考えるほうが、受けとめやすいかもしれません。

 

一般的な治療方法

流産の原因はほとんどが染色体異常であることが原因ですので、
一般的に日本には予防のためにできる事があるかというとほとんどありません。

ですが、2006年ヨーロッパの生殖医学会の専門誌で
習慣流産の検査方法が発表されました。
「デンター・ラビング・ケア(TLC)」とは、「優しい愛にケア」という意味です。

投薬や外科的な治療ではなく
優しく愛情をもって患者さんに接するという治療法です。

流産を繰り返すメカニズムはまだ医学的に解明されておらず、
決定的な治療法がありません。
ですがストレスとの関わりは少なからず影響していると思います。

そこで人間の体の中から出るホルモンの中に
「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンというホルモンがあります。
オキシトシンの役割は不安を減らしたり、
性行動が促され愛情が高まる作用があるといわれています。

そのオキシトシンは脳の神経伝達物質から分泌されますが、
脳からの神経の伝達がスムーズに行われないと分泌もうまくできませんので、
神経の伝達がスムーズに行われるようにすることは必要になってきます。

 

 

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投稿日:2018年5月24日 更新日:

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